eMeet M2 スピーカーフォン レビュー

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テレカンを日常的に行う人にとって、どんなに軽量だったり、音声がクリアだったりしても、長時間にわたって、耳に何かしらのデバイスを装着し続けることは苦痛です。

その苦痛から解放されるのが、スピーカーフォンです。長時間テレカンしていても、耳の疲れは皆無です。
また、一人だけでなく数名でまとめてテレカンスペースに参加したいときも、このスピーカーフォンがあれば実現できます。ほかのスピーカーフォン同様に eMeet M2 の周囲には複数のマイクがあるため、スピーカーフォンを囲んで複数人が発言してもきちんと音声を拾ってくれます。いちいち発言したい人にマイクを渡したり、パソコンを向ける必要がありません。
素晴らしい経験をもたらしてくれるデバイスですので、テレカンが多い人、テレワークが多い人には是非ともお勧めしたいです。

今回、一カ月ほど利用してみて良かった点と悪かった点を共有します。

■狭い部屋でも音声がクリアに届く!
Anker PowerConf S3 は狭い部屋での使用が厳しい状況だったのですが(Anker PowerConf S3 スピーカーフォン レビュー 参照)、eMeet M2 のノイズリダクション機能とエコー抑制除去機能は、狭い部屋で発話した音声もきっちり相手に届けてくれます。世の中のどれほどの人がトイレほどの狭い部屋でテレカンをしているのか分かりませんが、この製品は「くぐもった」音声にはなりません。

■アップデートできない!
iPhone/iPad の専用アプリを利用してファームウェアのアップデートができることになっているのですが、結論できません。iPhone/iPad と Bluetooth 接続した eMeet M2 を、アプリ上で新規デバイス登録しようとして、デバイス検索を実行しても一向にデバイスが表示されません。
以下のパターンで登録を試しましたが全て同様の事象です。

iPhone8 (iOS 14.6) , iPhone6s(iOS 14.5) , iPad 第8世代 (iPadOS 14.6)
※専用アプリは iOS 以外提供されていません。


で、、、よくよく見ると「この機能はeMeet M0、M1、M2をサポートしていません」と記載されています。デバイスの登録ができない理由ですね。登録ができないということは、アップデートもできないということになりますね。
さらに、このアプリには接続したスピーカーフォンの音声入力を、AIでテキストに変換してくれる便利機能があるのですが、試してみるとテキスト変換は中国語のみのようです。ほぼ使い道がない専用アプリは残念ですが削除しました。
※iPhone/iPad 、WindowsPC(Windows10) のスピーカーフォンとしての機能には問題ありません。テレカンなどちゃんと使用できます。

■eMeet M2 (OfficeCore M2) 動作確認結果 2021/7/14更新

・メーカサイト:https://www.emeet.ai/M2.html
・デバイスとの接続形態(当方で試した限りのため他OSについてはメーカサイトを参照してください)
①専用USBレシーバー(A200)独自無線接続 ⇒ Windows10/macOS 11.4(Big Sur)
②Bluetooth 4.2 ⇒ Windows10/macOS 11.4/iOS 14.6/iPadOS 14.6/macOS 11.4(Big Sur)
③USB有線接続 ⇒ Windows10/macOS 11.4(Big Sur)
※充電用電源は付属していませんが 5V/1A 出力の充電を行いましょう(2A以上はメーカ非推奨)

■こちらのレビューもどうぞ
Anker PowerConf S3 スピーカーフォン レビュー

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